最近、日本人の平均年収がこの30年間で450万→443万円に減少していることが話題になっている。それに加え、税金や社会保険料も上がり、SNS上では「鬼の岸田政権」と批判。でも、いくら批判しても現実は変わらないため、今日からできる対策を解説します。
家計は「支出」「貯蓄」「収入」という3つの要素がある。だから、家計を改善するためには、以下の3つの対策が必要です。
・支出を減らす
・貯蓄を増やす(資産運用)
・収入を増やす
これらの対策以外に選択肢はありません。
支出を減らす
支出の削減は最初にやるべき課題ですが、節約には限界があります。皆さん最大限の努力で最低限の節約を行ってきているので、もはや限界に達していると感じている方も多い。
特に生活レベルを下げるような節約はおすすめできない。
- 食費を削減
- 家族旅行をしない
- 趣味の時間を削る
など、このような節約は生活にストレスを与える結果となる。健康にも悪影響を与える可能性があるため避けるべき。
まず取り組むべきは固定費の削減。真っ先に以下のような対策をします。
- スマホを格安SIMに変える
- 住居費を見直す
- 不要な保険を解約する
- 使っていないサブスを解約する
- 光熱費を見直す
- 車にかかる費用を節約する
それではこれらの項目から始めてみましょう。
資産運用する
収入減を資産運用で補うことは難しい。収入減は現在の所持金が減少することを意味します。資産運用によって現在の所持金を増やそうとすると、リスクが高くなる。
リスクを抑えた投資法として、つみたてNISAのようなインデックスファンドへの投資があるけど、1年間で期待できるリターンは約5%程度。例えば50万円を投資しても、利益は2万5000円ほど。
しかしこれは期待できるリターンであり、実際には投資の結果が予想以上に悪くなる可能性もあるのが投資の世界。
投資によって豊かになろう、生活を維持しよう、とする考え方は避けるべきです。
投資の基本は長期運用。
長期間の分散投資と積立投資を基本として、リスクを抑えながら資産を増やしていくことが最善です。現在の所持金を投資で増やそうとする考え方は避けるべきです。それは高いリスクを伴い、結局は所持金を減らすことに繋がる。
収入を増やす
収入減には収入増でカバーするしかない。これが最も現実的で効果的な方法です。その場合、第一の選択肢は副業。
【本業の収入増加は期待できない】
★ 日本の現状
- 年功序列や終身雇用の崩壊
- 少子高齢化
- 人口減少
- 経済規模の縮小
これらの負の連鎖が日本で進行しているから、給料に期待し、給料に頼り切ることはかなり危険な考えです。
収入を増やすなら「副業」
副業=詐欺
という考え方はもはや時代遅れ。
多くの人が経済的な危機感から行動を起こしており、今では約40%の人が副業を始めている。
★どんな副業があるのか?
- CrowdWorks、Lancersなどのクラウドソーシングで仕事を受注する
- ココナラ、ストアカなのスキルマーケットで仕事を獲得する
- ブログやアフィリエイトで収入を得る
- メルカリやヤフオクを使い、ぜどり(物販)で稼ぐ